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2018_07/14~15 365 Skiing area parking lot NGC7822 / Ced214 430mm / Full size(APS-C Crop)
今回撮影最終版
メイン対象が撮影可能高度にくるまで、「クエスチョンマーク星雲上部」 を撮影した。
今回は 「小バラ星雲(Sh2-170)」を外して円弧を描く「NGC7822」と うねうね暗黒帯が横切る「 Ced214」
暗黒帯フェチの私は上部のみの方が好み。
撮って出し .jpg です。
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ケフェウス座クエスチョンマーク星雲上部を参照しているブログ:
知らないうちに、沢山収穫してたんだ(^.^)♪
質感が半端ない出来ですね 案外この付近は、それほどに淡くはないのかな?
投稿: 銀河灰色兎 | 2018年7月29日 (日) 16:32
# 銀河灰色兎 さん
この日は、到着が若干遅れましたが準備していたタイムスケジュール通りに撮れたのでした。
で、コテコテ大好きなので、いつもの通りこんな感じになりましたぁ!!
>案外この付近は、それほどに淡くはないのかな?
ん...どうなんだろ。
今から撮って出し .jpg 追加アップするので判断して下さいませ。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 18:27
いくらF3.3のハイスピード鏡筒とはいえ、夜の短いこの時期に、一晩で泡物3対象とは凄いですね!
しかも一枚物の撮って出しを見ると、一枚あたりの露光時間もそれなりにかけておられそうな写りですが、滑らかな仕上がりを見ると枚数もかなり稼いでおられるのではないかと思われ。。。
是非今後の参考に、撮影データも付けていただけると有り難いです。(^^;
投稿: kame | 2018年7月29日 (日) 20:19
撮って出しJPEGでも、結構写ってますねo(^▽^)o この夜の条件は、実はとても良かったのだろうか?
頑張りきれなくて残念←自分(T . T)
投稿: 銀河灰色兎 | 2018年7月29日 (日) 21:08
# kame さん
こんばんわ
えーっと、赤道儀を2セット設置して撮影しているので、黄色鏡筒で撮ったのが2対象 カメラレンズで撮ったのが2対象です。
メイン対象の位置はカシオペアとアンドロメダの間、サブ対象がケフェウスですので サブを先に撮り始めてその後薄明までメイン対象を撮影しました。
今回この2対象に決めたのは、この対象なら、撮り始め方位.高度 が近くなるので 一枚当たりの露光時間を共通にし無駄なテスト時間を減らす為でした。
本来ならば対象によって、調整すべきなのでしょうけどね.....
で、滑らかそうに見えるのは、画像を縮小しているのと処理で誤魔化しているからです。
それと、ダーク減算するとホットピクセルは消えて一見ノイズが除去されたように 見えますが、背景のざらざらした状態のノイズは逆に悪化するそうです。
ノイズに関してはここ↓が参考になるかと思います。 http://www.tanaka-opt.co.jp/noise-calculation.html
って事で、ディザガイドでホットピクセルはほぼ消えるので、ダークは引いていません。 フラット(LEDトレース台使用自宅撮影)も少ない枚数ですと、画像が荒れるので色々試した結果、最近は120枚位撮る様にしています。 私の場合、基本大雑把なので、一般的な星屋さんからすると邪道って事になると思います。
で、撮影データですが
iso3200 / ss177.7×24 / D610(HKIR改造) / M-GEN / HEUIBⅡ
ちなみに私はスタンドアローンスタイルなので撮影にパソは使用しておりません。 たぶん冷却導入する事はないと思うので撮影にパソ使う事もないと思います。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 21:43
HEUIBⅡ使っているので、紅い対象は撮って出しでも写っている様に見えるのですけどね...
結局紅が強すぎるので、処理で絞る事になるのですが.....
ちなみに、メイン対象の写りを見る限り大気の状態は良かったと思います。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 21:49
こんばんは、散光星雲の赤の色合いが他の方々の作品とは違うのが新鮮です。 生のプリントも見てみたいです。
投稿: 山本 | 2018年7月30日 (月) 23:21
# 山本 さん
色合い違いますか....あまり意識した事はないのですが コテコテが好きなので、そうなるのですかねぇ....
>生のプリントも見てみたいです
いやぁ...私のはまだまだweb品質を抜け出せていないのでプリントは.... いつの日か写真品質の作品ができると良いのですが.....
投稿: morito | 2018年7月31日 (火) 17:45
moritoさん、こんにちは。 クエスチョンマーク星雲の上部ダイナミックで良いですね! 暗黒体もディテール良く描写されていますね! 素晴らしいです(*^◯^*) 私も欲張りなので対象は数多く撮ってしまいます(*^◯^*)
投稿: ひろたろう | 2018年8月 1日 (水) 10:00
こんにちは。 相変わらず美しい処理ですね。いつも思うのですが星色が飽和していないのがとても良いなあと。どうしても強調すればするほど飽和気味になってしまうと思うのですが、マスク処理有り無しなど分からないですが処理テクニック大したものだと思います。
投稿: G | 2018年8月 1日 (水) 10:39
# ひろたろう さん
こんにちは。
なぁんか自分の好みに仕上げると いつもこんな感じになってしまうのですはい。 そういえば以前、"色使いに油絵のような個性がある"って言われた事があります。 私の場合 自己満足最優先なので、これも個性って事で......
で、一晩に多くの対象狙いだと、複数設置になっちゃいますよね。
複数だと設置と撤収が面倒ですが、私には数百キロ遠征は無理なので 撮れる時には、頑張ってしまいます。
もう少し夜が長くなったら、赤道儀2台 + ポタ赤(ボラリエ)で対象稼ぎたいと思います。
投稿: morito | 2018年8月 1日 (水) 12:53
# G さん
こんにちは、いつものコテコテ画像です。
で、私の画像処理は我流 & 邪道なので、怪しいのですが.....
軽い処理を済ませた後、背景レイヤ複製してから、星だけになる様に階調を詰めて不要な物が一番少ないチャンネルで、 マスク作成 もしくは範囲指定して元画像からコピー新規作成ペーストで星レイヤができます。
このレイヤが有れば、飽和も怖くないかも......
投稿: morito | 2018年8月 1日 (水) 13:42
こんばんは。 一晩に複数対象の撮影でも一つ一つの完成度が高いですね。 素晴らしいです。 自分など無駄に時間だけかけているような気がします。 少ない時間の作品の完成度を上げられるのは巧みな画像処理故ですね。 流石です。
投稿: mdhn1999 | 2018年8月 7日 (火) 03:30
# mdhn1999 さん
天文誌入選常連組のmdhn1999さんにお褒めの言葉をいただくと恐縮してしまいます。 mdhn1999さんの様に時間をかけて丁寧に取得したデータから作り出される美しい作品の足元にも及びません。
デジカメ撮影の方はiso1600で撮影される方が多い様に感じますが、私は3200常用なので其処らへんは時短に貢献しているかも。
撮影可能な空を求めて数百キロ遠征はできないので、撮れる日にはメイン鏡筒で一晩2対象位は撮らないと成果が寂しくて....
って事で、足りない部分は処理で誤魔化すって常套手段に逃げています。
投稿: morito | 2018年8月 7日 (火) 20:47
moritoさん、お久しぶりです。コメはお初ですかね。 撮って出しから、どのようなマジックを使ったら、ああなるんでしょうか?
やはり仕上げる腕をお持ち何ですよね・・・たぶん。私には腕がないですから。
投稿: ともぞう | 2018年8月15日 (水) 22:21
# ともぞう さん
いらっしゃいませ。
かなり前ですがコメ戴いた事ありますよ。
画像処理って奥が深いですよね。 皆さん試行錯誤しながら自分のスタイルを見つけているのだと思いますが 画像処理講習会等に参加されるのが一番の早道かもしれません。
>撮って出しから、どのようなマジックを使ったら、ああなるんでしょうか?
一般撮影の写真イメージをを頭から消去するとわかりやすいと思います。
デジカメで撮影しても天体写真ってセンサーが捉えたデータなんです。 撮影環境にマッチした設定でどれだ多くの情報を詰め込んだデータ取得ができるか
目で見えているもの(撮って出しはそうですね)が全てじゃなくて、見えない部分に埋もれている情報の 必要な部分を"如何にして可視化するか"なんじゃないかなぁ...って思っています。
あとは経験値を積む これにつきますね。
投稿: morito | 2018年8月15日 (水) 23:03
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知らないうちに、沢山収穫してたんだ(^.^)♪
質感が半端ない出来ですね
案外この付近は、それほどに淡くはないのかな?
投稿: 銀河灰色兎 | 2018年7月29日 (日) 16:32
# 銀河灰色兎 さん
この日は、到着が若干遅れましたが準備していたタイムスケジュール通りに撮れたのでした。
で、コテコテ大好きなので、いつもの通りこんな感じになりましたぁ!!
>案外この付近は、それほどに淡くはないのかな?
ん...どうなんだろ。
今から撮って出し .jpg 追加アップするので判断して下さいませ。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 18:27
いくらF3.3のハイスピード鏡筒とはいえ、夜の短いこの時期に、一晩で泡物3対象とは凄いですね!
しかも一枚物の撮って出しを見ると、一枚あたりの露光時間もそれなりにかけておられそうな写りですが、滑らかな仕上がりを見ると枚数もかなり稼いでおられるのではないかと思われ。。。
是非今後の参考に、撮影データも付けていただけると有り難いです。(^^;
投稿: kame | 2018年7月29日 (日) 20:19
撮って出しJPEGでも、結構写ってますねo(^▽^)o
この夜の条件は、実はとても良かったのだろうか?
頑張りきれなくて残念←自分(T . T)
投稿: 銀河灰色兎 | 2018年7月29日 (日) 21:08
# kame さん
こんばんわ
えーっと、赤道儀を2セット設置して撮影しているので、黄色鏡筒で撮ったのが2対象
カメラレンズで撮ったのが2対象です。
メイン対象の位置はカシオペアとアンドロメダの間、サブ対象がケフェウスですので
サブを先に撮り始めてその後薄明までメイン対象を撮影しました。
今回この2対象に決めたのは、この対象なら、撮り始め方位.高度 が近くなるので
一枚当たりの露光時間を共通にし無駄なテスト時間を減らす為でした。
本来ならば対象によって、調整すべきなのでしょうけどね.....
で、滑らかそうに見えるのは、画像を縮小しているのと処理で誤魔化しているからです。
それと、ダーク減算するとホットピクセルは消えて一見ノイズが除去されたように
見えますが、背景のざらざらした状態のノイズは逆に悪化するそうです。
ノイズに関してはここ↓が参考になるかと思います。
http://www.tanaka-opt.co.jp/noise-calculation.html
って事で、ディザガイドでホットピクセルはほぼ消えるので、ダークは引いていません。
フラット(LEDトレース台使用自宅撮影)も少ない枚数ですと、画像が荒れるので色々試した結果、最近は120枚位撮る様にしています。
私の場合、基本大雑把なので、一般的な星屋さんからすると邪道って事になると思います。
で、撮影データですが
iso3200 / ss177.7×24 / D610(HKIR改造) / M-GEN / HEUIBⅡ
ちなみに私はスタンドアローンスタイルなので撮影にパソは使用しておりません。
たぶん冷却導入する事はないと思うので撮影にパソ使う事もないと思います。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 21:43
# 銀河灰色兎 さん
HEUIBⅡ使っているので、紅い対象は撮って出しでも写っている様に見えるのですけどね...
結局紅が強すぎるので、処理で絞る事になるのですが.....
ちなみに、メイン対象の写りを見る限り大気の状態は良かったと思います。
投稿: morito | 2018年7月29日 (日) 21:49
こんばんは、散光星雲の赤の色合いが他の方々の作品とは違うのが新鮮です。
生のプリントも見てみたいです。
投稿: 山本 | 2018年7月30日 (月) 23:21
# 山本 さん
色合い違いますか....あまり意識した事はないのですが
コテコテが好きなので、そうなるのですかねぇ....
>生のプリントも見てみたいです
いやぁ...私のはまだまだweb品質を抜け出せていないのでプリントは....
いつの日か写真品質の作品ができると良いのですが.....
投稿: morito | 2018年7月31日 (火) 17:45
moritoさん、こんにちは。
クエスチョンマーク星雲の上部ダイナミックで良いですね!
暗黒体もディテール良く描写されていますね!
素晴らしいです(*^◯^*)
私も欲張りなので対象は数多く撮ってしまいます(*^◯^*)
投稿: ひろたろう | 2018年8月 1日 (水) 10:00
こんにちは。
相変わらず美しい処理ですね。いつも思うのですが星色が飽和していないのがとても良いなあと。どうしても強調すればするほど飽和気味になってしまうと思うのですが、マスク処理有り無しなど分からないですが処理テクニック大したものだと思います。
投稿: G | 2018年8月 1日 (水) 10:39
# ひろたろう さん
こんにちは。
なぁんか自分の好みに仕上げると いつもこんな感じになってしまうのですはい。
そういえば以前、"色使いに油絵のような個性がある"って言われた事があります。
私の場合 自己満足最優先なので、これも個性って事で......
で、一晩に多くの対象狙いだと、複数設置になっちゃいますよね。
複数だと設置と撤収が面倒ですが、私には数百キロ遠征は無理なので
撮れる時には、頑張ってしまいます。
もう少し夜が長くなったら、赤道儀2台 + ポタ赤(ボラリエ)で対象稼ぎたいと思います。
投稿: morito | 2018年8月 1日 (水) 12:53
# G さん
こんにちは、いつものコテコテ画像です。
で、私の画像処理は我流 & 邪道なので、怪しいのですが.....
軽い処理を済ませた後、背景レイヤ複製してから、星だけになる様に階調を詰めて不要な物が一番少ないチャンネルで、
マスク作成 もしくは範囲指定して元画像からコピー新規作成ペーストで星レイヤができます。
このレイヤが有れば、飽和も怖くないかも......
投稿: morito | 2018年8月 1日 (水) 13:42
こんばんは。
一晩に複数対象の撮影でも一つ一つの完成度が高いですね。
素晴らしいです。
自分など無駄に時間だけかけているような気がします。
少ない時間の作品の完成度を上げられるのは巧みな画像処理故ですね。
流石です。
投稿: mdhn1999 | 2018年8月 7日 (火) 03:30
# mdhn1999 さん
天文誌入選常連組のmdhn1999さんにお褒めの言葉をいただくと恐縮してしまいます。
mdhn1999さんの様に時間をかけて丁寧に取得したデータから作り出される美しい作品の足元にも及びません。
デジカメ撮影の方はiso1600で撮影される方が多い様に感じますが、私は3200常用なので其処らへんは時短に貢献しているかも。
撮影可能な空を求めて数百キロ遠征はできないので、撮れる日にはメイン鏡筒で一晩2対象位は撮らないと成果が寂しくて....
って事で、足りない部分は処理で誤魔化すって常套手段に逃げています。
投稿: morito | 2018年8月 7日 (火) 20:47
moritoさん、お久しぶりです。コメはお初ですかね。
撮って出しから、どのようなマジックを使ったら、ああなるんでしょうか?
やはり仕上げる腕をお持ち何ですよね・・・たぶん。私には腕がないですから。
投稿: ともぞう | 2018年8月15日 (水) 22:21
# ともぞう さん
いらっしゃいませ。
かなり前ですがコメ戴いた事ありますよ。
画像処理って奥が深いですよね。
皆さん試行錯誤しながら自分のスタイルを見つけているのだと思いますが
画像処理講習会等に参加されるのが一番の早道かもしれません。
>撮って出しから、どのようなマジックを使ったら、ああなるんでしょうか?
一般撮影の写真イメージをを頭から消去するとわかりやすいと思います。
デジカメで撮影しても天体写真ってセンサーが捉えたデータなんです。
撮影環境にマッチした設定でどれだ多くの情報を詰め込んだデータ取得ができるか
目で見えているもの(撮って出しはそうですね)が全てじゃなくて、見えない部分に埋もれている情報の
必要な部分を"如何にして可視化するか"なんじゃないかなぁ...って思っています。
あとは経験値を積む これにつきますね。
投稿: morito | 2018年8月15日 (水) 23:03